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6-8 第2種原付/小型オートバイ(90cc以下)

第2種原付/小型オートバイ(90cc以下)
スズキのレジャーバイク「バンバン90(RV90)」

2026年3月20日6. 「交通」境界線の乗物図鑑

内における「第2種原付(原付二種)/小型オートバイ」のうち、特に90cc以下のスクーターは、かつて「黄色ナンバー」の代表格として親しまれました。

現在の市場では125cc(ピンクナンバー)が主流となっていますが、中古車市場で90ccクラスを検討する消費者が求めているニーズと、現在新車で購入可能な代表的モデルについて解説します。

 

第2種原付/小型オートバイ(90cc以下)のニーズ:利便性と経済性の「黄金バランス」

消費者がこのクラスのスクーターに求めるのは、一言で言えば「原付一種(50cc)の気軽さと、普通車と同じ交通ルールで走れる快適さの両立」です。

具体的なニーズは以下の3点に集約されます。

交通ルールのストレスからの解放

50ccモデルに課せられる「30km/hの速度制限」や「二段階右折」の義務がありません。

自動車と同じ法定速度(最高60km/h)で流れに乗って走れるため、通勤・通学時の安全性と精神的な余裕を求めるニーズが非常に高いです。

圧倒的なコストパフォーマンス

維持費の安さは最大の魅力です。軽自動車税は年額2,000円程度と安価で、自動車保険の「ファミリーバイク特約」を利用できるため、家計への負担を最小限に抑えつつ機動力を確保したい層に支持されています。

取り回しの良さと収納力

125ccクラスの大型化・高価格化が進む中で、90ccクラス(またはそれに準ずるコンパクトな車体)には、「駐輪場での扱いやすさ」や「足つきの良さ」が求められます。
また、シート下のメットインスペースやフロントポケットなど、買い物や通勤の道具を放り込める実用性が不可欠です。

車両の許可・規制

許可・規制等の、主な特徴

車両の特徴:原動機付自転車 第2種原付/小型オートバイ(90cc以下)

区分車両原付自転車
型式型式認定車
運送法種類第2種原付自転車
道交法区分普通自動二輪車
小型オートバイ
年令制限16歳以上
免許小型限定 普通二輪車免許
機能総排気量90㏄以下
定格出力kw1kw以下
乗車定員2人以下
用途トライク
スクーター
バイク
構造サイズ長さ m2.5m以下
幅員 m1.3m以下
高さ m2.0m以下
重量車両総重量 t
最大積載量 t
速度最高速 km/h60 km/h
速度表示灯
AT機構必須
規制歩道走行不可
車道走行可能
2段階右折不要
二人乗り可能
高速道走行不可
二人乗り不可
ヘルメット必須
手続車検不要
自賠責保険必須
登録登録必須
プレート色黄色
税金自動車税 / 軽自動車税必須
自動車重量税不要

代表的な「第2種原付/小型オートバイ(90cc以下)」は中古車のみです

現在、日本のメーカーによる純粋な「90cc」の新車ラインナップは姿を消し新車販売はありません。

同じ免許区分(小型限定普通二輪)で乗れる110cc〜125ccのコンパクトモデルがその役割を担っています。

 
その中でも、かつての90ccクラスに近いサイズ感と手軽さを持つ代表例を紹介します。

 

ホンダHondaDio110https://www.honda.co.jp/Dio110/
ヤマハYAMAHAアクシス Zhttps://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/axis-z/
ホンダ Dio110: 14インチの大径ホイールを採用し、段差に強く安定した走行が可能です。
軽量で燃費性能にも優れ、90ccクラスを求める層に最もフィットする軽快な一台です。


ヤマハ アクシス Z: 「走りの楽しさ」と「燃費・環境性能」を両立。シート下収納が非常に広く、ヘルメット2個(サイズによる)が収まるなど、実用性を重視するユーザーから高い評価を得ています。

Posted by 夏木 陽